あなたへ特別な帽子を・・・

Welcome to
CrownClown Bespoke hat

時代を超えた美しさとクラフトマンシップを現代のファッションへ。
帽子のゴールデンエイジの技術で、あなたへ特別な帽子をお届けします。

Our Services​

CrownClown(クラウンクラウン)の帽子は、オーダーメイドとレディメイド「Ready-Made」の2つのカテゴリーに分かれています。オーダーメイドには、完全にカスタマイズできる「Bespoke」と、お好みのデザインにアレンジ出来る「By Order」をご用意しております。いずれも量産品ではなく、ハンドメイド1点ずつ作られる特別なアイテムです。ファッションにこだわりを持つ方にとって、自分だけのために仕立てられた、唯一無二の帽子をぜひお試しください。

Bespoke​

ビスポークはご要望を話しながら、ゼロから帽子を仕立てます。

By Order​

バイオーダーは帽子の
アレンジが出来るオーダーです。

Ready-Made

被って帰れる帽子や
1点物の帽子です。

Supply The Best Tailored Hats Over 15 years

職人による伝統的な製法で、現代に合ったスタイルをご提案
帽子ブームなどを経て多くの人が帽子を楽しむようになりましたが、昔ながらの帽子作りの技術は失われつつあります。型物と呼ばれるフェルトの帽子は木型で作りますが、木型職人も日本では数人、世界でも数えるぐらいしかいないのが現状です。

帽子の材料についても同様です。かつては日本が技術を誇ったバクラムという経木を織った芯材も作り手が減り入手が困難となりました。シルクハット全盛期にもビーバーの乱獲でシルクが代用されたのですが、このシルクも今や風前のともしび。挙げたらきりがない惨状なのです。

ダーウィンが進化論で「強いもの」「賢いもの」では無く、変化に対応する者が生き残ったと記したことは有名ですが、Arts & Craftsが直面している問題なのだと思います。
「美しいもの」「価値のあるもの」だけでは無く「時代に適応したものを・・・」私に何ができるのかは分かりませんが、作ることから考えてみたいと思っています。

DESIGN

CrownClownではスタンダードの帽子をベースにしています。使う人、素材、パーツの組合せを職人のフィルターを通す事でオリジナルデザインが完成します。人間の造形は左右対称では無いので、歪みのコントロールが出来上がりを左右します。

MATERIAL

帽子の材料は様々ですが、世界中の物を使っています。用途やデザインで変わってくるのですが、ゴールに合わせた選択が重要です。オーダーメイドのフェルトは兎やビーバーの毛を縮絨させた素材なのでウールに比べて軽くて暖かです。

PATTERN & CUTTING

布物のパターン・裁断は手作業です。製図用具で起こしますが、帽子は球体に近いのでほぼカーブで構成されるのです。0.1mm単位で3倍以上の影響が出るので、時間をかけて何度も作り直して完成させます。オーダーの帽子は贅沢品なのです。​

TRIMMING

帽子でトリムやトリミングは装飾全般を指します。同じ帽子でもトリミングが替えれば全く別のものになってしまう、帽子の顔とも言えるところです。カスタムハットはお客様と職人のセッションです。要望を形にするセンスが問われる工程です。

HAND BLOCKING

靴の木型はラスト、帽子の木型はブロックと言います。型は金属や樹脂製もあるのですが、CrownClown Bespoke Hatの木型は昔ながらの木製です。デジタル化の波と共に木型職人は世界的に減ってしまったので作ってもらうにも時間が掛かります。海外から入手する事も多いので、欲しい物を手に入れようと思うと手間はかかりますが自分で作ることも多いです。帽子と木型、両方の作り方を前提に出来るので好みのラインやボリューム、手ならではの温もりのある型になっています。


フェルトの帽子に型入れをするには蒸気で蒸したフェルトを1つずつ木型に入れてコードで留めます。コードで難しい場合は画鋲や釘を使うのですが、どちらも針部分が太いので木型を傷つけないよう待ち針や布を使います。
形によってはピン打ちが終わると、バースデーケーキのようになるのですが、100歳を超えることもあったりなかったり・・・。
凹み部分は砂袋やエッグアイロンを使います。こういった昔からある技術ですが現在では道具自体を入手することも困難になったので、古い洋書などを手掛かりに無い道具は出来る限り作っています。道具作りからはじまり、さまざまな工程経てはじめてCrownClownの帽子になるのです。


ボーラー(山高帽)やキャノチエ(カンカン帽)などのハードシェルの帽子は糊で固めた帽子です。もともとは天然の糊でしたが、戦後の効率化で石油系の糊を使われていました。昔は選択肢も限られていた分、考える必要もなかったのはある意味羨ましくもありますが・・・。
CrownClownでは出来る限り天然由来の糊を使っています。石油やケミカルが問題ではなく最終的なゴールをどうとらえるか、年齢と経験を重ねそのうような考えに至ったと思います。
時代の変化と共によりよいもの作りができるよう常に思考は続けていきたいと思います。

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